新型コロナウイルスによって生活がどう変わるのか。
日々もたらされる感染情報に右往左往した当初に比べ、数ヶ月経った今、地に足のついた議論を始められる時期だろう。
この間、デザイナーは社会が求める新たな「必要」に応じて様々な成果を残してきた。
ただし、それらを並べて、これからの「新しい生活様式のデザイン」と位置づけられるかといえば否である。
即応的な「コロナ下」のデザインのみならず、その基調となる歴史の視点を加えてみることで、デザインが現在どの地点に立っていて、どこへ向かおうとしているのかを考えられるようになるだろう。
戦後のデザイン史を振り返ってみれば、この変化も1990年代後半を起点とする大きな流れの上に位置していることがわかる。
その上で、デザインが出来たこと・出来なかったことを整理することから始めてみたい。
日々もたらされる感染情報に右往左往した当初に比べ、数ヶ月経った今、地に足のついた議論を始められる時期だろう。
この間、デザイナーは社会が求める新たな「必要」に応じて様々な成果を残してきた。
ただし、それらを並べて、これからの「新しい生活様式のデザイン」と位置づけられるかといえば否である。
即応的な「コロナ下」のデザインのみならず、その基調となる歴史の視点を加えてみることで、デザインが現在どの地点に立っていて、どこへ向かおうとしているのかを考えられるようになるだろう。
戦後のデザイン史を振り返ってみれば、この変化も1990年代後半を起点とする大きな流れの上に位置していることがわかる。
その上で、デザインが出来たこと・出来なかったことを整理することから始めてみたい。
https://kiito.jp/schedule/lecture/articles/43144/